護岸観音

▶ 大日如来及び観音安置(明治28年)の意義

 干拓地の堤防は頻繁な巡回が必要ななため、波浪を一番受ける第3、4堤防の延長3,330間に、百間毎に西国33カ寺の観世様を安置し、住民が巡拝で堤防の傷を見つけた時に、観音様の番号と紐付けして報告する方法をとった。(起点には大日如来を安置した)

 観音様は寄進をお願いしたところ多くの新田関係者の方からの申し込みがあり、観音様に寄進者のお名前と住所が刻印されているが、百年以上経った現在では地元での発見は望めません。


▶ 観音様の動画



▶ 大日如来及び観音の安置位置